PROJECTS — 瞑想パビリオン
Meditation Pavilion
静けさのための建築
所在地 / Location
長野県・軽井沢
竣工 / Completed
2023
延床面積 / Floor Area
42 m²
用途 / Use
瞑想・茶室 / Meditation & Tea Pavilion
PROJECT STORY — プロジェクトの物語
Architecture for Sitting Still
軽井沢の別荘地、木立に囲まれた敷地の奥に、母屋とは独立して建つ小さなパビリオン。Meditation Pavilionは、瞑想と喫茶のためだけに計画された、極めて限定的なプログラムを持つ建築です。厚みのある石壁は昼間に蓄えた熱をゆっくりと放ち、日が沈んだ後も室内にわずかな温もりを残します。
壁面には一つだけ、低く抑えられた開口を設けました。そこから見えるのは、外に据えられた石の水鉢だけ。視界を意図的に絞り込むことで、訪れる人の意識は自然と一点に集まり、水面に映る光の揺らぎを静かに見つめる時間が生まれます。
機能を極限まで削ぎ落とした空間は、座ること、呼吸すること、そして夕暮れの光が移ろう様を眺めることだけを許します。プログラムは最小限に、しかしそこに宿る気配は最大限に——それが私たちがこのパビリオンに込めた設計思想です。
GALLERY — ギャラリー
Light, Stone & Water
石と水が呼応するディテール
何もない部屋が、いちばん多くを語る。
"The emptiest room speaks the most."