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京都、水庭に浮かぶストーン・ウォーター・パビリオン

PROJECTS — ストーン・ウォーター・パビリオン

Stone Water Pavilion

水庭に浮かぶパビリオン

LOCATION — 所在地

京都府

COMPLETED — 竣工

2023

FLOOR AREA — 延床面積

86 m²

USE — 用途

茶室・迎賓施設

DESIGN STORY — 設計の物語

A Pavilion Afloat on Water

02 — Water & Reflection

京都の静かな敷地に、水面に浮かぶように設計された小さなパビリオンです。日本の茶室建築が育んできた簡素な美意識と、枯山水がたたえる「石で水を表す」思想を出発点に、実際の水庭とごく薄い石屋根を組み合わせました。屋根の縁は限界まで薄く仕上げ、建築全体が水面の上に軽く置かれているかのような印象を生み出しています。

建物の周囲には、縁側を思わせる石のテラスを巡らせ、内と外、乾いた場所と水の場所とをゆるやかに接続しました。訪れる人はこのテラスを経由することで、日常の速度から茶事の時間へと自然に切り替わっていきます。

静止した水面はもうひとつの建築として機能し、パビリオンの姿を反転させて映し出します。風がやむ瞬間、実像と鏡像が重なり合い、建築と水が一体となった風景が立ち現れます。

石の水庭に囲まれた中庭
日本庭園の石の水鉢
禅の水庭に映るパビリオンの反射

"The water's surface is a second architecture."